カナダ高校留学は、英語力だけでなく人としても大きく成長できる貴重な経験です。しかしその一方で、言葉の壁や文化の違い、学業への不安など、多くの壁に直面することも少なくありません。
今回は、14歳でカナダへ渡航し、BC州の公立中学・高校を4年間で卒業、さらに国際基督教大学(ICU)への進学を決めた卒業生U.Y.さんにインタビューしました。この記事では、4年間のカナダ中学・高校留学を完走してのリアルな体験や、留学中に苦労したこと、努力を続けられた理由、そして留学を通して得た成長について、実際の体験談をもとにご紹介します。
「カナダ高校留学を検討している」「英語初心者でも留学できるのか知りたい」「子どもの高校留学を考えている」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
卒業生プロフィール
「自信は後からついてくる」——一切の妥協なく自分と向き合い続け、4年間のカナダ中学・高校留学を見事に完走した真の努力家!
U.Y.さん(2025年度ご卒業)
- 14歳からカナダでの公立中学留学をスタート
- BC州・公立高校を優秀な成績で卒業
- 9月から国際基督教大学(ICU)に進学予定

卒業生インタビュー

2022年に単身カナダへ渡航し、4年間にわたる中学・高校留学生活を完走したU.Yさん(2026年ご卒業)。4年間のカナダ留学で経験したことや、苦しかったこと、成長できたことを振り返っていただきました。
カナダ高校留学で最も大変だったこと
「理想と現実のギャップ、そして自分のやり方を確立するまでの道のり」

来た当初は友達関係で悩み、毎日親に電話して泣いていました。高い理想を持っていた一方で、日本で学校に行けなくなってしまった時期もあったから、現実の自分とのギャップが一番辛かったです。
学業面で一番大変だったのは、Grade 10から11の時期。学業に集中しすぎて、身体とやる気のバランスが崩れてしまい、1週間体調を崩して学校を休んでしまったことがありました。その時、「自分の努力の仕方」を見つけるまでが本当に大変なのだと痛感しました。こればかりは人に教えてもらって分かるものではなく、自分で模索して確立するしかなく…。
でも、休んで習っていなかった範囲を挽回し、クラスの誰よりも良い成績を取れた時、「出来ないことはないんだ」と確かな自信に繋がりました。
カナダ高校留学で成績を伸ばすために意識したこと
私が目指していたのは「100%」にすることでした。
すべてを知りたいし、分からないところを一つも残したくなくて。そうやって妥協せずに取り組んだ結果として、後から成績がついてきました。誰かと戦っているわけではなく、これは「自分自身との挑戦」でした。(お母様談:「もういいんじゃない?」と言っても聞かないくらい、妥協を許さず頑固でした)
モモセ先生・モモセアカデミーについて
「私の『真っ新な状態』を知ってくれている、最高に面白くて尊敬できる存在」

モモセ先生は、先生として尊敬する以前に、話していて本当に面白いし楽しい方です。頭が良くて、知識欲がすごい。
私は中1の途中から学校に行っていなかったので、カナダに来た当初の英語力は「Hello」が言える程度。JPの生徒のみんなは今の私を見て「U大先生」なんて呼んでくれますが(笑)、モモセ先生は私のその「Hello」しか言えなかった真っ新な時代からずっと見て、等身大の私を知ってくれています。
中1の時の知識しか無かった分、英語力はネイティブ感覚寄りで積み上げていったのかなと。先生が教えてくれる英語を、素直にまるっと吸収できたのだと思います。
(※実はモモセ先生も「最初は本当にこの子大丈夫かなと思った」と驚くほどの初級者でしたが、同時に「絶対にこの子は頭が良い、伸びる」と確信していたそうです。学校の英語(ELA)で納得のいかない課題が出た時も、モモセ先生に「これじゃダメなんですか?」と食ってかかり、本質を突いた議論を交わすほど、二人三脚で真剣に向き合ってきました)
留学前に準備しておけばよかったこと
本読むことが大事だと思います。
次に、掃除・洗濯。ホームステイ先でお世話になりますが、生活面での「自立心」が必要だと思います。
そして、「英単語」をしっかり覚えることの重要性です。AIを使わせないように、先生達もインクラス評価でかなり厳しくなりました。(※補足:AIの登場によって、現地の学校の先生たちはインクラス評価に変わり以前より一段と厳しくなりました。詳しくはこちらの記事で)
Jpcanadaのサポートで印象に残っていること

「違いを受け入れ、尊敬し合える仲間との出逢い。私にとって大切な心の支え」
14歳で留学を始めた当初は友達がいなくて、親以外に日本語を話す機会すらありませんでした。だから、JP中高留学のMeetupに行くのが本当に楽しみで。
日本にいた頃は、同級生の子が怖くて「話したくない」と思っていました。でも、ここで知り合ったみんなは色々なバックグラウンドを持っていて、本当に優しいんです。とてもインクルーシブな環境で、自分の意見もズバッと言えるし、お互いをありのまま受け入れてくれる。
日本にいたら絶対に出会わなかったような違うタイプの子たちが、ここではお互いに頑張って、支え合っている。みんなのことを心から尊敬できたし、私の大きな心の支えになっていました。
カナダ高校留学で得た成長とは
『とりあえずやってみる力』と『やめない力』。自信は後からついてくる

「とりあえずやってみよう」と思えるマインドです。
やってみたら失敗するかもしれないし、努力や運の要素もある。でも、やってみなきゃ分からないし、挑戦しないとスタートラインにすら立てません。挑戦する時に、自信なんてなくたっていいんです。勢いでやってみて、そこから「継続する力」「やめない力」を発揮する。自信というのは、やって終わった時に初めて分かるもので、結果と共に後からついてくるものだと気づきました。
等身大の自分でいることも大事ですが、少し背伸びをして挑戦することで、なりたい自分に近づけます。ただ、「なりたい自分」に完全になれることは一生ありません。自分が成長すれば、ゴールはどんどん上へと更新されていくからです。自分自身に挑戦し続ける力を得られたことが、一番の財産です。
これからの目標について
「もっと勉強して、知識を深めたい。終わらない探求心」

大学の入試書類には「動物と人間が感染する感染症(人獣共通感染症)について学び、国を跨いだ法律の整備に貢献したい」と書きました。
勉強は面白い、もっと興味がある分野を掘り下げたい、そう気付かされた留学生活でした。進学するICU(国際基督教大学)は、多様な分野を学べるチャンスがある環境なので、どんどん勉強しながら自分が本当にやりたいことを模索し、突き詰めていけたらなと思っています。ゆくゆくは大学院にも行きたいし、大学での留学も経験したい。もっともっと学び、知識を深め続けていきたいです。
サポートチーム
ご卒業、改めて本当におめでとうございます。異国の地で壁にぶつかりながらも、4年間真っ直ぐに走り抜く姿を見守らせてくれて本当にありがとう。ここで得た「探求心」は一生の財産です。これからの世界を舞台にしたご活躍も、スタッフ一同ずっと応援しています!
今回のインタビューから、
✅カナダ高校留学では英語だけでなく人として大きく成長できる
✅英語初心者からでも4年間で卒業・大学進学を目指せる
✅留学中は壁にぶつかることもあるが、継続する力が自信につながる
✅サポートや仲間の存在が留学生活を支える大きな力になる
ということが分かりました。
高校留学は決して楽な道ではありませんが、挑戦することで得られる経験は一生の財産になります。
