ガルフアイランド高校に決めたきっかけを教えてください。
きっかけはJPcanadaさんの紹介でした。私はダンスが日本にいた時から好きだったのでダンスに力を入れている学校に行きたかったため、JPcanadaさんの紹介を聞き、とても気に入ったため、ここを選びました。
ソルトスプリングアイランドのおすすめポイントと町の様子を教えてください。
ソルトスプリングは東京とこらべてしまうとなにもありません!(笑)ショッピングモールやコンビニエンスストアもありません。初めは私も不便に感じていましたが、逆に言えばこの島にしかないものが多いです。この島のみんなが行き慣れているカフェや、洋服屋さん、そしてこの島の綺麗な景色は大都会出身の私の心を完全に奪いました。(笑)
週末はどのように過ごしていますか?
他の都市にでかけることも多いですか?
私の学校は木曜日に終わるため、週末は3日間あります。そのためできることが多いです。
友達とカフェで勉強したり、海辺で火をたいて夜まで話したり、家でホストファミリーと家族団欒を楽しんだり、と毎日週末まで有意義に過ごしています。はい、よくビクトリアにフェリーで友達やホストファミリーと出かけます。ビクトリアにはこの島よりたくさんのものが売っているので、
お買い物をしたいときや、何か島ではできないようなことをしています。たまにですがバンクーバーにも行きます。
先生やクラスメイトはどんな人ですか?
先生は日本と同じように合う合わないがあります。ただ私からするとみなさんとても優しいです。留学生には特に丁寧に教えてくれます。クラスメイトも同じく合う合わないがあります。私は比較的友達を作るのが得意な方だと自覚しているのでクラスにはすぐ馴染むことができました。
カナダ人はとても優しい人が多いのでどのクラスでも居心地がいいです。
ガルフアイランド高校の特徴である、週4日の時間割について一日の流れ、メリットとデメリットを踏まえた感想も合わせて教えていただけますか?
この週四日制は、私がカナダに来て一番驚いたことです。まず全員ABCDとクラスがそれぞれ一人ずつあり、それに沿って動きます。逆に言えばそのABCDの四つしか授業がありません。その四つを交互に毎日やっていく感じです。
初めは慣れるのが大変でしたが、今ではこの制度でよかったと感じています。メリットはやはり週末が多いこと、科目数が少ないため一つ一つに集中できることです。デメリットは科目数が少ない分1学期でやれること、身につくものが偏る、4日間しかないので授業の進みが若干早めというところです。
日本の学校との違いはありますか?
たくさんあります。
・クラス
・ラウンジ制度
・FLEX制度
・校舎、制服、校則など。
聞こえはとても良いのですが違いがありすぎて初めはとても大変でした。多分留学にきて日本に帰りたい気持ちになっている人たちは学校の違いが原因のひとが多いと思います。
美月さんは、高校でダンスの授業をとっておりますがどんな内容でしたか?美月さんはダンスの経験者ですが、例えば初心者でもダンスの科目をとっても良いと思いますか?
初めにとっておいた私を褒め称えたいです。(笑)それほどダンス好きの私にはたまらなく楽しいです。この間から始まったのですが(私も実はよくわかっていません)ダンスジュニアクラスとダンスシニアクラスとで別れる制度が始めりました。
それは歳ではなく技術力で分けられているクラスです。なので初心者のかたも全然行けると思います。私がずっといるシニアの方では、意見を発信したり振り付けを自分から提案したり、発表会に向けて積極的に動いたりすることが多いです。
ガルフアイランド高校には、授業で選べるダンスの授業とダンスアカデミーGISPAがありますね。ダンスアカデミーGISPAを目指す方へのアドバイスをお願いできますか?
私は来たばかりの時にオーディションを受けて一度落ちています。8割は英語力が原因です。ですがGISPAは来たばかりの英語を学ぶことを目的としている留学生が取るものではないと思っています。
日本の部活動ほど意識が高い訳ではないのですがGISPAにいる人は全員才能があり、ダンスだったらダンス、歌だったら歌をだれよりも好きな人たちしかいません。今現在私はまだGISPAにいません。次のセメスターから挑戦してみようと思っています。GISPAを目指している方は、とにかくダンス愛を高めて、自信を持てば大丈夫です。
ダンス以外に印象に残っているクラスはありますか?
全てです。一つ一つに思い入れがあります。英語が始めわからなかった私にとっては全てが大変でした。ですが優しい先生やクラスメイトのおかげでやってこれました。今含めとっていた科目も全て印象に残っています。
宿題は多いですか?どのクラスでどのような内容がどのくらい出ますか?
クラスや先生によります。多いときもあれば何も出してこない先生もいます。
ESLクラスは何人くらいで、どのような授業でしたか?
セメスターごとによりますが私がいた時は15人弱ほどで、ほとんどがアジア人でした。留学生しかいないので居心地のいい環境でした。単語や文法力を高めたり、英語をもう喋れる留学生がのんびりとったりしている楽しいクラスでした。私は今はとっていませんがまた余裕があったら取りたいです。
アフタースクールはどのように過ごしていますか?
放課後はたまに残って勉強したり、ダンスの練習を友達としたりしています。それ以外は速攻家に帰ってホストファミリーとお話ししています。
年2回ガルフアイランド高校で開催しているマルチカルチャーデーはどのような学校のイベントですか?
私の学校には留学生の割合が多いため昔からこの行事があるそうです。お昼の時間に、各国の生徒がその国伝統の料理や伝統的なものを紹介する行事です。
私は一度しか参加できていないのですが、他の国の生徒に日本やいろんな文化などを知ってもらえるいいきっかけだと思いますし、その国ごとのメンバー内の絆が深まり、とてもいい企画だと思っています。
前回マルチカルチャーデーでは美月さんはどのような催しをされましたか?
私が最後に参加した時は、おにぎりや焼きそばなど色々な料理を作ったり、書道を披露したりなどしました。
その他に学校生活の中で印象に残っていることはありますか?
GISS DANCEプログラムです。これは授業の一つなのですが、私は二セメスター連続でとっています。GISPAとはまた別の、どの生徒でも取れるようになっています。その一セメスターの終わりごとにショーがあり、そのショーに向けて一セメスターかけて生徒一丸になって活動するというコースになっています。ダンスが大好きな私にとってこの授業はかけがえのないものです。
ガルフアイランド高校には各国の留学生人数に国籍制限がございますが、全校生徒に対する留学生の割合についての感想を教えてください。
ドイツ、アジア人の割合が多いです。初め行った時は、日本人が想像よりも多く驚きましたですが日本人が多いからといって留学生活に支障をきたすわけでもないと思っています。むしろいろんな相談や、どうしてもうまく英語で伝えられないときなど、日本人の友達は欠かせないと思います。
現在日本人は何人いらっしゃいますか?どの国からの留学生がいるか教えてください。
今現在は10人ほど日本人がいます。少なく感じるかもしれませんが全校生徒数がまず少ない学校なので、中でも留学生のなかでの割合は多いほうだと思います。ほかにもブラジル、ドイツ、フランスやメキシコ、韓国、中国など様々な国の生徒がいます。
留学生、という肩書きではなくてもカナダは移民の国ともいわれているほどいろんな国籍の人が集まる国です。英語が第二か国語の生徒はとてもたくさんいます。
留学で得たこと、または自分が大きく変わったと感じることはありますか?
留学することで私自身が変わることができたことは確かです。たくさんありますがたとえば私の性格、これに関しては変わったというより、個性が引きだされたといったほうが妥当だと思います。
前から積極的で明るめだった私の性格も、この過酷な環境で過ごすうちにどんどん怖いもの知らずになったと思います。(笑) ほかにも勉強に対する姿勢や、何より周りに言われるのは外見です。大人っぽくなったといわれます。(笑)
留学中に困ったことはありましたか?
あります。とてもたくさんあります!
私がもし、もともと英語をある程度知っていたり、留学経験がすでにあるひとなら困ることは比較的少ないのかもしれませんが、留学で困らない人はいないと思っています。その困った後にどう対処するとか、対処の仕方とかで、どんどん成長できるんだと思っています。
これから美月さんと同じように高校留学をされる高校生へ準備等でアドバイスがあればお願いできますか?
とにかく英語で会話をするシュミレーションをしておく、ですかね。英語力を伸ばせとかそういうのではなくて、準備の時点ではとにかくその国についての知識、英語で話すときのニュアンスをイメージトレーニングしたりするのがいいと思います。
最後に、最近一番楽しかった出来事を教えてください!
先週あったダンスショーとそのあとのパーティーです!!