JP留学の中高生が大活躍をしてくれている Sakura Days Japan Fiarでのボランティア活動について、皆さんにご紹介したいと思います。
なぜ高校留学でボランティア?
◆Career Education
ブリティッシュコロンビア州の教育カリキュラムの中にはCareer Educationというものがあります。簡単に言うと「自分を理解すること」や「社会との関わりの中で、自分の生き方(=キャリア)を設計していく力」を育てる教育です。小学校入学時(Kinder)から高校卒業(Grade 12)までずっと続きます。
高校の卒業資格を得るために必要な科目も2つあり、そのうちの1つ、Career Life Connection(CLC)では30時間以上のボランティア活動を課しています。
*Career Educationについては、以前JP留学発行のニュースレターでもご案内したことがありますので、こちらもご参照ください。2025年3月/卒業必須科目 CLE・CLCとは?
◆JP留学だからこそできる機会提供
留学生が参加できるボランティアは「自分で探すのが大変」という声も多いです。その点、これからご紹介するSakura Days Japan Fair は、弊社がJP留学生に自信をもってお勧めしているボランティア活動です。なんといってもJP留学が運営側としっかりつながりを持っているというのが最大の特徴。参加機会が確保できるだけでなく、初めての参加でも安心して関わることができるものだと言えます。JP留学生が数年しっかりと活動をしてくれたおかげで、今では運営側からも安心して任せてもらえています。
◆決して単位のためだけじゃない活動
正直にお伝えすると、はじめは「単位のために」と参加する留学生も少なくありません。ですが実際には、すでに必要時間数を十分にクリアしているにもかかわらず、2年目、3年目とリピーターとして活動してくれる留学生がほとんどです。なぜでしょうか?
その答えはシンプルで「またやりたい」から。「楽しい」「やりがいがある」と感じているJP留学生がとても多いことがわかります。
イベントの準備段階から主体的に関わり、仲間と一緒に何かを作り上げる経験は、まるで文化祭のような充実感があったという感想もあり、決して「やらされているものではない」ということがわかります。
このイベントの活動内容は、日本文化を現地の人々に紹介することですが、日本人の中高生にとっては取り組みやすく、自分の知識や経験をそのまま活かすことができるのも、参加しやすいポイントといえるでしょう。日本でリーダーシップを発揮してきた人や、主体的に動くことが得意な人も多く、そうした強みを活かしながら新しい環境で挑戦できる場にもなっています。
また何といっても、ご来場くださった方とのコミュニケーションを取る機会も多いのが特徴。案内や、紹介、誘導などすべてにわたり、英語で直接お伝えしなければなりません。英語を実際に使う“実践の場”ともなっています。
単なるボランティアにとどまらない、充実した経験になっていることがわかります。
Sakura Days Japan Fairとは?
バンクーバーが桜の名所というイメージを持つ人は少ないのではないでしょうか。実はバンクーバーには「桜の見どころマップ」が作られるほどで、住宅街の両側の歩道にはずらっと桜の木が並び、ピンクのトンネルが出来上がります。市全体で約43,000本、50種類以上の桜が楽しめると言われており、毎年市内のあちらこちらで桜にまつわるイベント(Vancouver Cherry Blossom Festibal)が開催されます。
そのうちの一つが、今回ご紹介する Sakura Days Japan Fair です。開催2日間の来場者総数が1.5万人ほどの大きなイベントであり、「Japan」の名がつく通り、日本の様々な文化を紹介したり、日本食が販売されたりするお祭りです。小さなお子さんに日本の文化を楽しんでもらうことを目的とした Sakura Kids Tent というコーナーがあり、この運営のすべてを、JPの中高生が任されています。2026年の4月で参加は4年目。Kids Tentへの来場者はなんと、来場者数の1割を超える2000人前後! ひっきりなしに小さなお子さんが遊びに来てくれるアクティビティとなっており、毎年とても好評をいただいています!
そんなJP留学生の当日までの様子を、時系列でご紹介します。
2月7日:Meetupで役割分担
2月のMeetupではまずリーダー・サブリーダーを決めるところからスタート。
昨年から引き続き参加してくれている先輩留学生が、さっと立候補してくれたところで、JPスタッフは全てをバトンタッチしてお任せしました。
あとは中高生みんなの力で仕上げていってもらいます。
みんなでワイワイと意見を出し合いながら、
・どんな出し物をしていくか
・誰がその担当をするか
・どんな準備が必要か
を考え、決めていきます。

役割を決める時もアイディアを出す時も、物おじせずに、先輩後輩みんなが積極的に参加している話し合いは、見ていてとても頼もしく感じます。
今年は 日本語名札づくり、射的、福笑い、折り紙をすることに決定!

その後早速、ボランティア参加者のInstagramグループが作られました。
リーダー・サブリーダーからは、希望するシフトをアンケートフォームで回答するように指示があり、次の招集日がアナウンスされました。
初参加者のために去年の様子をシェアしてくれるきめ細やかさ(写真右)、さすがです。

3月19日:JPオフィスに集まって準備
ほとんどの公立校が春休み期間であるこの日、たくさんの人がJPカナダのオフィスに集まってくれました。
各アクティビティで何をするのか、必要な物は何か、景品をどうするのか、それらをいつ誰がどのように準備するのかなど
確認しなければならないことは山のようにありました。
3月28日:シフト表の発表
リーダーから、みんなの希望を取り入れた2日間のシフト表が発表されました。
だれがいつ、何時に何をするのかまで詳しく計画されています。
土日いずれか1日のみ参加という人もいれば、両日ともに頑張ってくれる留学生もいます。
3月29日:公式オリエンテーション
実際の会場にて、当日ボランティアとして参加してくれる人たちのためのオリエンテーションがありました。
当日のテント内の配置案も完成し、いよいよ最終段階です。

4月6日:JPオフィスに集まって総仕上げ
当日必要なもので、事前に作っておかなければならないものを、
この日みんなで協力しあって作成します。
印刷が必要な物をJPオフィスで出力したり、細かい作業があったり、膨大な数を用意しなければならなかったり。簡単なものばかりではありませんが、みんなで楽しく作り上げていきました。
あとは本番を待つばかりです!

4月11日・12日:本番当日
8:45 現地集合・セットアップ開始。
10:00 イベント開始
あいにくの曇り空でしたが
18:00の終了までたくさんの方が
遊びに来てくれました。



全員が主体となって精力的に動き、今年も大成功を収めてくれました。
ぜひ、ニュースレターの活動報告・インスタグラムもご覧ください。
・2026年4月号
・2025年4月号
